今回は2023/12/19に行ったドルスイスフランでのショートトレードのエントリーから決済までを記録していきたいと思います。
なお、当記事で添付しているチャートはエントリーから決済までを終えたチャートです。
環境認識
日足
まず日足レベルでは下降トレンドが築かれています。
また4H足レベルの環境認識にも記載しますが、4H足レベルでは➀日足レベルのラインに頭を抑えられている状況でした。
MAに関しては下向きではありましたが、少しレートと乖離している状況だったので下位足で切り返してきた場合は直ぐに逃げる必要があると考えていました。
4H
次に4H足レベルでは日足の次の切下げポイントで、直近の直近では一旦切上げてきている状況ではありましたが、③を起点にヘッドアンドショルダーを形成するように切り下げてこようかという局面だったので売りを検討しました。
また4H足レベルのダウの起点に関しては➀4H足レベルのラインに頭を抑えられており、同様に4H足レベルの切下げポイントは②日足レベルのラインに頭を抑えられている状況でした。
さらにMAに関しては4H足MAがレートを抑えている状況であり、直近の⑥上昇トレンドライン、⑦下降トレンドラインの交わるポイントが4H足レベルの次の切下げポイントだったことも売りを検討する大きな材料となりました。
ただし、エントリー下には4H足レベルのラインが2本(⑤直近の4H足レベルのライン・④日足レベルで記載した4H足レベルのライン)控えており、④まで下げてくればリスクリワードが1:1になるため、当ラインに達してくれば値利確を遂行する予定でした。
1H足
1H足レベルでは、日足の切下げポイントの中の、4H足レベルの切下げポイントの中で、1H足レベルでも切り下げてきたためショートすることにしました。
(以下ほぼ4H足レベルの環境認識にも記載した内容です。)
ラインに関しては4H足レベルの下降ダウの起点に関しては➀4H足レベルのラインに、1H足レベルの下降ダウの起点に関しては②日足レベルのラインに頭を抑えられている状況でした。
さらに4H足MA・1H足MAもレートを抑えている状況の中で、⑤直近の4H足レベルの上昇トレンドライン、⑥4H足レベルの下降トレンドラインの交差するポイントが1H足レベルの切下げポイントとなっていたため、当ポイントにSLを設定し、ショートすることに。
売りに大きな優位性のあるポイントと判断できました。
ただし、エントリー直下には③④4H足レベルのラインが控えていたため、少なくとも④のラインで半値利確をする予定でした。
指標発表について
USDCHFに関係する19日の指標発表は以下の通りであり、22:30のイベントまでは問題ないと判断しました。
- 22:30【米国】11月住宅着工件数(年率換算件数)
- 22:30【米国】11月住宅着工件数(前月比)
- 22:30【米国】11月建設許可件数(年率換算件数)
- 22:30【米国】11月建設許可件数(前月比)
- 30:00【米国】10月対米証券投資
- 30:00【米国】10月対米証券投資(短期債除く)
優位性・懸念点まとめ
優位性
- ➀4H足レベルのライン、②日足レベルのラインに頭を抑えられている
- ⑤4H足レベルの上昇トレンドライン、⑥4H足レベルの下降トレンドラインに頭を抑えられている
- 4H足MA、1H足MAに頭を抑えられている
- 日足レベルの切下げポイントの中の4H足ポイントの中で1H足レベルで切り下げている
- 4H足レベルの逆三尊を形成している
懸念点
- レートが日足レベルのMAと乖離している
- エントリー直下に4H足レベルのラインが2本控えている
エントリー後&結果
エントリーしたあとの数十分後にチャートを確認すると少し利益が乗っている状態だったので『よしよし』と思っていたのですが、それから数分後にチャートを確認するとポジションがなくなっていました。
『えっ!?』と声を出して驚いたのですが、チャートを確認すると以下の通り。
レートが損切ラインに達していないにも関わらず損切になっていました。(赤丸)
その時は何かの間違いだと思っていたのですが、よくよく確認するとスプレッドが20pips程離れており、その影響で損切になっていました。
以下15m足チャートです。
なぜこんなことが起こったのか分からなかったので調べてみると、クリスマス・年末年始・早朝は取引参加者が少なる影響からスプレッドが広がるとのこと。
日本時間でいえば朝5時~8時はスプレッドが広がることがある時間とのことでした。
逆に22時から翌2時は取引参加者が多いためスプレッドが安定するとのこと。
このようなトレードは初めてだったので驚きましたし、負けてしまったので落ち込んでしまったのですが、一つ学ぶことが出来ました。今後は朝5時~8時の間にはトレードは控えようと思います。
今回は以上です。